Writingsコラム

転職市場でデザイナーに求められること(2)

デザイナーに期待される要件は移り変わります。
現在は、BtoCでもBtoBでも、ユーザーにとっての快適さや使い心地が考慮され、ストレスなく扱えることが製品にとって当たり前の条件になってきています。そういった製品をデザインするには、ユーザーへの深い洞察力が必要となります。
ユーザー(対象とする相手)への洞察力というのは、コミュニケーションの基本です。

「この製品を使うユーザーはこういう人なのだ」と一方的に決めつけず、仮説を立ててプロトタイピングし、検証を重ねることが求められます。自身の思い込みを排し、ユーザーのニーズを理解することに努めねばなりません。
したがって、そのプロセスではユーザーの声を聞くことや適切な言葉を用いて伝えることが大事になってきます。製品のそもそもの使用目的や生み出される価値を、ユーザー側が共感するキーワードを用い、ユーザーの視点に立って表現する能力がいるのです。そして、そのコンセプトをデザイナーならではのビジュアライズする能力で試作し、製品化に向けて実現可能性を検討する必要があります。
デザイナーの仕事は、良いモノをデザインし、より良く伝えることです。そのため、ユーザーへの洞察力や適切なキーワードを選び抜きコンセプトに落とし込む能力と、的確にビジュアライズする能力が必須なのです。
当社が取り扱うデザイナーの求人案件にご興味のある方は、ぜひ一度ご連絡ください。

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