Writingsコラム

問題意識と行動

仕事をしていると、ついつい文句を言いたくなることは誰にでもあると思います。愚痴、不平不満、思った通りに進まないことへの苛立ちや諦観など、仕事で100%満足のいく状況というのはなかなかないのかもしれません。
文句を言うだけ言って、自分の行動を変えなければ状況は全く変わらないのでストレスがたまって不健康です。「ここをもっと改善したい!」という問題意識に基づき文句や不平不満を言っているのだとしたら、改善させるために働きかけるかどうかが重要なのです。

文句というのはクセになるものです。口を開けばいつも文句ばかりという人もいます。
一方、世の中には、全くと言って良いほど文句の類いを口にしない人もいます。そういった人は、何か不満を感じても口に出さないと決めているのかもしれませんが、とにかく文句を言わないのです。そのため、文句を聞かせることによって他者に不快な思いをさせることがありません。
やはり文句は聞いていて気持ちの良いものではありません。となると、文句を言わず、かつ、改善点や問題を解消すべく速やかに行動することが一番望ましいですね。
文句を言いたくなることは誰にでもあります。時には不満を吐き出すことも必要でしょう。しかし、言いっぱなしにするのではなく行動に移すこと、可能な限り自分自身にも他者にも文句を聞かせず、その問題意識を行動に反映させることを心がけたいものです。

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