Writingsコラム

ブランディングの請負人に必要な姿勢(2)

企業のブランディングを行う際には、製品やサービス単位のブランディングとは異なる視点が必要です。
ブランディングを担う部署や担当者は、全社的な視点をもって自社が目指すべき姿を検討し、それを社内外に浸透させるべく施策を進める必要があります。
社内が硬直的で縦割り意識が強い場合には、各部署の足並みを揃えるためのインターナル・ブランディングは並大抵のことではありません。

また、対外的なブランディングにおいても、競合がひしめいている市場で、消費者や顧客に認知してもらい、選択の際の想起率を高めることは容易ではありません。
当社は、しばしばブランディングを担うポジションの求人案件を取り扱うことがあります。その分野での経験や能力はもちろん、入社後、社内で実績を示し、納得させられるだけのコミュニケーション能力や柔軟な姿勢が必要です。つまり、社内の様々な部署の状況や価値観を理解し、それぞれ異なる事情を抱えている相手に響くような、相手が思わず同意してしまうような伝え方ができなければなりません。
そして、消費者や顧客から「あの会社には信頼できるブランドがある」と認知され、売上アップに繋がるようになるまで職務をやりきる覚悟や根気強さもいります。「自社のブランドを確立し、イメージや想起率を高める!」という確固たる信念と、消費者や顧客本位の発想が必要なのです。
前回と今回のコラムでは自社のブランディングを担うポジションについて触れましたが、当社は、クライアントのブランディングを請け負うデザイン事務所やコンサルティング会社の求人案件も取り扱っています。
新天地で、自社あるいはクライアントのブランディングに携わりたい、ブランドを構築するために能力と経験を活かしたい、そう思われる方は当社にぜひともご連絡ください。

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