Writingsコラム

仕事のスタイルと乗り越えるべき壁(1)

当社では日々、転職希望者の方々と面談しておりますが、まさに人に歴史ありで、個々のエピソードをじっくりお聞きしています。皆さまの経歴は十人十色ですが、何らかの課題や試練、壁を乗り越える経験をしている方が多いです。

苦しい時期をどう過ごし、いかに打開して来たか、その体験談はとても興味深く、また、それぞれのエピソードは人となりを反映していますので、転職を支援する立場として求人案件をご紹介する際にも大変参考になります。

というのも、転職エージェントが転職希望者の職歴、経験や能力、そして人となりまで理解するよう努めることが、ミスマッチのない、より良い出会いに繋がるからです。

さて、苦しい時期は誰にでもあるものです。特に駆け出しの頃は失敗続きだったりします。新卒で入社して半年〜1年くらいで最初の大きな失敗をしでかして取引先や上司に迷惑をかけたり、数年経って慣れて来た頃、一通りの仕事は覚えたけれど手応えが乏しく、モヤモヤした思いを抱えて伸び悩む時期があったりもします。

有能な同僚との差を感じて落ち込んだり、求められている役割や課題が大きくなかなか打開できないなど、仕事では色々な壁に直面します。転職希望者の方々のエピソードをお聞きしていると、ご自身の仕事のスタイルを確立されている優秀な方ほどそういった壁を幾度も乗り越え、その過程で学びを得、一回りも二回りも成長してきたという経験をお持ちです。(次回につづく)

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