Writingsコラム

仕事のスタイルと乗り越えるべき壁(2)

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仕事で課題に直面し、乗り越えるべき壁が高いとき、経験上、二つの選択肢が考えられます。一つ目は「もがきながらもなんとかよじ登る」です。もう一つは「対処を先延ばしにしたり、なかったことにしたり、誰かに押し付けたりして課題と向き合うのを避ける」です。

前者は正攻法で、心身ともにフルで立ち向かう選択です。課題によってはしんどい思いもしますが、結果に関わらず得るものは必ずあり、成長や自信に繋がります。

精一杯取り組み結果的に失敗したとしても、それも経験値になり、その後の成功への糸口をつかむこともあります。ただし、許される範囲に限ってですし、同じ失敗を繰り返してはいけません。

問題は後者です。上手く立ち回って課題と向き合うのを避けることは本人としては器用なつもりでも、社会人としては望ましくない責任回避ですので、遅かれ早かれメッキがはげて周囲から信頼を失うことになります。同時に自分自身への信頼もなくなりますので、それ以降、成長しにくくなるでしょう。飛躍できそうな機会があっても課題を乗り越えた経験が乏しいとチャンスをものにする自信がないため、また回避したくなってしまうからです。

仕事のスタイルは年齢を重ね、経験を積む内に確立していきます。それは日々の小さな習慣やこだわり、思考や行動のパターンとクセの結果ともいえます。回避が第一の選択肢になっていることに本人が意識的でなくても、周囲には伝わってしまいます。その状況が続けば、生涯を通じて大きな機会損失になりかねません。(次回につづく)

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