Writingsコラム

成功した転職「異分野・異業種への前向きな挑戦」

転職の成功事例をご紹介します。

30代前半の男性、Hさんは大学で物理を専攻し、大学院に進んでからデザインを学びました。院では研究の一環として産学協同のプロジェクトに参画することも多く、携わった企画で検討を重ねたアイディアが大手メーカーによる製品化に繋がったケースもありました。

物理とは全く異なる分野であるデザインへの専攻の変更でしたが、日々楽しみながら研究に打ち込んでいたそうです。

大学院の修了後は、システムキッチンやバスなど住宅設備機器を手掛けるメーカーに就職しました。業界初のパステルカラーを取り入れた製品の開発や、それまでにはなかった人工大理石の加飾表現の素材開発など、プロダクトデザイナーとして形状や使用感を提案するだけでなく、CMFの領域でも活躍されました。

当時の仕事にはやりがいを感じていたそうですが、可能性をさらに広げたいと考え、当社にご登録にいらっしゃいました。前職は住宅設備が中心でしたが、家電や情報通信機器といった分野でキャリアアップしたいとのことでした。

中途採用は経験者採用なので、優秀な方でも異業種への転職は容易ではありません。しかし、大学院での専攻の変更や就職後のご経歴について詳しくお伺いし、創造力と実行力をお持ちで、前職のどのプロジェクトでも常に前向きに取り組んでいたご様子が伝わってきました。

そこで、興味を持たれていた情報通信機器メーカーのポジションへの応募を検討し、綿密な準備が実り、見事採用が決まりました。持ち前の明るさやコミュニケーション能力、実現可能性の伴うアイディアの発想力を活かし、現在もその会社でご活躍です。異分野・異業種であっても興味関心を持って楽しみながら取り組める姿勢が、より良い成果や新たな飛躍のチャンスに繋がった好例です。

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