Writingsコラム

採用活動におけるブランディングの重要性(4)

年々、ビジネス環境は厳しさを増しています。また同時に、競争力の源泉となる生産年齢人口(15〜64歳)が減っており、総人口に占める割合は59.7%と1950年以来最低となったようです(参考:4/13日付、日本経済新聞朝刊)。

生産年齢人口の減少は今後も続くため、新卒採用でも中途採用でも、優秀な人材は引く手数多で、売り手市場といえるでしょう。

となると、企業の採用活動では、採用したい人材に自社のビジネスの価値や展望を的確に伝えるためのコミュニケーションが重要になります。当社のようなエージェンシーの存在意義は、企業と人材との間のコミュニケーションのサポートにあると考えておりますが、併せて効果的なのが、採用活動にブランディングの方法論を取り入れ、自社にとって望ましいブランド連想を構築することです。

その施策は、候補者におもねる姿勢とは本質的に異なり、自社が目指す理想像や将来のビジョンを採用したい人材に響くように発信し、相互理解をより深めるための取り組みです。

日頃、消費者・顧客は、誰しも何らかのブランドを選択しています。お気に入りのブランドは、当人にとって好ましいコミュニケーションを展開しているはずです。同様に、自社の他にはない「らしさ」や社会において「あるべき姿」を候補者に連想してもらえるような丁寧なコミュニケーションが肝要であり、どういった取り組みをいかに行うかを綿密に検討し、着実に実行するのが採用を念頭に置いたブランディングです。

これまで当社は、ブランディングを目的とした様々な案件やプロジェクトを取り扱って参りました。「BtoCあるいはBtoBのブランドのマネジメントに関わるポジションを募集したい」「ブランディングの方法論を知りたい」「採用活動に際し、入社してほしい人材に対して的確なコミュニケーションを展開したい」など、ご興味をお持ちの企業様からのお問い合わせをお待ちしております。

アーカイブ

ページ上部へ戻る