Writingsコラム
市場や業界の「今」、そして、求められることをお知らせします。
天下の台所と言われた大阪
その昔、大阪は「天下の台所」と呼ばれていました。米をはじめとした幅広い品物の売買の中心地だったためです。大阪が経済活動の中心となった経緯を探ってみましょう。まずは、大阪か大坂かの問題を。江戸時代中期ごろまで、大阪は「大坂...
本の印象を決める装丁
本屋を巡っていると、普段読まない分野や著者でも、デザインが気にいったという理由で本を買うことがあるかと思います。本の第一印象を決めるデザイン、装丁についての知識を深めていきましょう。まず、装丁とブックデザインの違いですが...
さつまいもで胃腸を整える!
ようやく秋を感じ始め、食欲を刺激される食材も揃ってきました。けれども長かった酷暑のせいで、胃腸が弱り、思うように食べられないことはありませんか。そんな時には旬の食材の一つ、さつまいもがいいようです。さつまいもの効能とはど...
ジェンダードイノベーションで従来品を見つめ直す
従来、私たちの生活を取り巻く環境や製品は、成人男性のデータを使って構築されていました。しかし男女の体格や体質など、性差の違いを見過ごしてしまうと、生命が危険さらされる事例があることがわかってきました。こうしたわけで現在で...
鹿児島を象徴する存在、桜島
鹿児島といえば桜島。鹿児島市内のどこからでも眺めることができ、市街地からフェリーを使えば15分で行ける近距離にあります。噴煙を上げ続け、時に石を噴出させる桜島は、世界有数の活火山。どんな成り立ちでできたのか、簡単に解説し...
だしに関する基礎知識
だしの効いた汁物や煮物を食べると、なんだかほっとします。海外旅行から帰ってくると、日本独特の昆布や鰹節で取っただしのおいしさが、どれほど際立ったものであるかがよくわかります。日本料理の核を成すだしについて、歴史と地域性に...
小豆で夏の邪気を退治!
桁違いの酷暑となった2023年の夏。周囲を見回せば、体調を崩している人ばかりではないでしょうか。寝込むまでもなく、だるさを感じ続けているならば、小豆を食べてみてはいかがでしょうか。小豆の栄養と効能をご紹介します。漢方の世...
防災を視野に入れた業務管理を
2023年9月1日で、関東大震災から100年目となります。地震の規模はマグニチュード7.5、最大震度6でした。午前11時58分という時間に起きたため、建物の倒壊に加えて火災が頻発し、津波や土砂災害も発生。死者・行方不明者...
北海道・先住民族アイヌの文化
2020年7月北海道の白老(しらおい)町にアイヌ民族の文化を伝える「ウポポイ(民族共生象徴空間)」がオープンしました。関心は高いものの、コロナ禍の中で入場者数が伸び悩んでいましたが、3年経った今夏から、ようやく軌道に乗り...
キッチンペーパー、進化中
日用品としてティッシュを常備している家庭は多いと思いますが、台所で使うキッチンペーパーの装備率もかなりのものかと。オフィスで飲み物をこぼした時など、ティッシュでは対応しきれず、キッチンペーパーがあれば……と思うこともあっ...
岩手県・遠野に伝わる物語
手県のほぼ中央に位置する遠野。この地は不思議な昔話にあふれています。カッパや座敷童子に、おしらさま? 謎多き伝承の数々と、その背景に少しだけ迫ってみます。標高1,917mの早池峰(はやちね)山周辺に広がる北上高地。その南...
薬味で食欲を取り戻す!
暑さで食欲が落ちると、そうめんや冷奴など、さっぱりしたものしか喉を通らない人も多いでしょう。シンプルな食べ物は、そのまま食べると味気なく感じますが、薬味があると食欲が湧きます。実際、薬味には健康効果もあるとか。代表的な薬...
ESGという未来志向の姿勢
近年、企業方針や決算報告、投資分野でよく目にするようになったのが、ESGという言葉です。環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字で、2004年国連から投資先を選ぶ際に...
山口県とフグ、そして幕末の志士
山口の名産品といえばフグが思い浮かびますが、実は漁獲量日本一は北海道です(2019年)。石川県、宮崎県と続き、山口県は4位。漁獲量は北海道と石川県が常に争っている状態で、近年では海水温の変化で、思いもかけない海域から豊漁...
梅干しについて考えてみる
スーパーなどで梅の実を目にする季節です。梅の収穫期は梅雨の時期。雨が続く時期に重なることから「梅雨」という漢字が当てられたという話もあります。昔から梅の実は、梅干しとして日本人の食生活に取り入れられてきました。お馴染みの...