Writingsコラム

転職の理由の捉え方

会社の倒産やリストラ、はたまた人知ではいかんともしがたい天変地異などによる労働条件・労使関係の変化は、ビジネスパーソンの社会生活と個人生活を根底から揺るがします。
いくら自助努力を重ねていても、それらはいつ起きるか分かりません。いついかなる時でも、職を失う可能性はつきまといます。しかも外部環境の変化は与件なので、事前に正確に察知することは簡単ではありませんし、平時から過度に恐れていては身動きがとれなくなります。

重要なことは、何かをきっかけに職を失ってしまったり、それまでの職場環境が大きく変わったときにどう捉えるかです。「家のローン、子どもの教育費、親の介護など、背負っているものが多いのになぜこんな目に?」と事態を悲観的に捉えてしまうと、イメージしていたライフプランが崩れたと感じ、その現実に打ちのめされてしまうかもしれません。
「起こってしまったことは仕方がない、ではこれからどうするか」。そのように発想を転換できるかどうかが分かれ道になります。同じ場所には戻れないのだと、これまでの前提が失われたことを受け入れ、覚悟をもって生活を見直す必要も出てきます。
「これまで自分が大事にしてきた価値観は今後も同じように大事なのか」。そのような意識の持ちようになれるかどうか。変化をきっかけに自らの人生を見つめ直し、職業人としての存在価値に開眼できるかどうか。「人生はこうでなければならない、仕事はこうあるべきだ、そう思っていたが本当にそうなのか」。苦しい自問自答を繰り返さねばならない時期もあるでしょう。
人生の決断を他者に委ねることはできませんが、失敗の確率を下げるべく外部の力を利用するのも一つの方法です。何らかの理由で転職しなければならなくなった際に、ご自分のみで再起をかけて活動を進めることが難しい場合は、当社のようなエージェントによるサポートが有効です。ぜひともご連絡ください。

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