Writingsコラム
期待との向き合い方
他者からの期待を励みにして仕事に取り組むことで、社会人として成長できます。ただし、期待されている以上の結果を出すことは簡単ではありません。合格点となる最低限到達すべき水準を知ったうえで、さらにどのくらいの成果を積み上げられるかが勝負です。
期待以上の仕事をするためにはある程度のインプットが欠かせないので、がむしゃらに努力したり勉強する時期も必要でしょう。
肝心なことは、そういった努力を日常的に行えるかどうかです。「これはしんどいな」という気持ちで取り組んでも、苦痛な思いが強まるだけで身にならず、仕事の成果には結びつきにくいでしょう。
自分の成長を楽しめ、日々の蓄積が仕事の成果に結びつくような、良いサイクルを自分で回せるかどうかなのです。創意工夫しながら仕事に取り組んでいると、いつの間にか周囲の期待を上回る結果を出せるようになり、それが「あの人なら大丈夫」という信頼を生み、新たな機会やチャンスが得られます。
仕事における他者からの期待とは、わずらわしいものではなく、飛躍するための原動力になり得るものなのです。