Writingsコラム

本当の謙虚さについて(2)

個人生活でも社会生活でも、謙虚な人は円滑にコミュニケーションをはかることができ、言動の軸がぶれず一貫しているため信用されます。
それは転職活動においても同様です。自分自身に対しても求人企業に対しても現実的な認識を持てるので、過度に悲観も楽観もしません。
自分が何を求めているのかに自覚的で、企業側のニーズも冷静に汲み取ることができます。そのため、ごく自然に適切なコミュニケーションがとれ、転職が納得のいく形で成就する可能性が高いのです。

当社はしばしば、国内外の企業で重要なポジションを任されてきたような眩い経歴をお持ちの方からご相談を受けることがありますが、そういった方には傲り高ぶる姿勢がありません。きまって皆さん大変謙虚です。
転職後も「知らないことを知ろう」「足りないことを学ぼう」という姿勢で仕事に取り組まれています。過去の仕事は経歴の一つであると捉え、これからの仕事にワクワクしているのです。その上、危機感も併せ持っています。
転職後は、前職までの経験則が通用しない場面にも遭遇します。そんなときも、優秀な方は謙虚な姿勢で学びながら課題を乗り越えていけます。一方、これまでのやり方が通用しないと意気消沈してしまう人もいますが、おそらく胆力と謙虚さが足りていないのでしょう。
「人生、知らないことの方がずっと多い。知らないのであれば学ぼう。足りないのであれば身につけよう」。そのような気持ちでプロセスを楽しめる方は、どこであっても自分自身の働き方ができます。
ご自身の経験や能力を棚卸しし、現実的な認識のもとで転職活動に臨みたい。転職後も新しいことに臆せず、ワクワクしながら働きたい。そのような考えをお持ちの方はぜひ当社にご連絡ください。

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