Writingsコラム

成功した転職「インハウスデザイナーへのキャリアパス」

転職の成功事例をご紹介します。

30代前半の男性、Tさんは大学卒業後、どんな仕事に従事したいのか自問自答し、働くイメージや志向性がなかなか定まらなかったそうですが、デザインに関する仕事ができそうという見立てで最初の就職をしました。

ところが入社して間もなく、リーマンショックのあおりもあってデザインと関連の薄い部署に異動することとなり、その会社でキャリアを積むことは難しいと判断し、早々に退職しました。しかし、特に何かをしたいという強い希望を持っていたわけではなかったため、その後は3年間ほどアルバイトで生計を立てていました。

あるとき、大学時代の友人との会話をきっかけに、やはり自分もデザインの仕事に携わりたいとの思いがわき、デザイン事務所に入社することとなりました。そこでは、1年目はアシスタントとして、2年目以降はプロジェクトの主担当として主にAV機器(ヘッドホン)のデザインに携わりました。クライアントとの関係が密接だったため、商品企画やエンジニアともコミュニケーションをはかり、多くの新製品の開発に取り組んだそうです。

やがて5年経ち、今後は自社ブランドのデザインに主体的に関わっていきたいとの考えから転職を検討され、当社にお問い合わせをいただきました。Tさんのご希望は、社会貢献度が高く、今後さらなる成長が期待できる医療機器の分野への転職でした。前職とは異なる業種へのチャレンジでしたが、ポートフォリオのブラッシュアップを通じてご自身の強みの棚卸しを行い、医療機器メーカーのインハウスのプロダクトデザイナーとして内定を得て現在も意欲的にご活躍です。

「自分はどんな仕事に向いているのか」「どんな風に働いていきたいのか分からない」といった思いにかられることは、誰にでも一度や二度は必ずあります。そんなとき、本心と向き合うことから逃げず前向きに励んでいると、チャンスは巡ってくるものです。予期せぬことが起きても意気消沈せず、内省しながらきっかけを大事にする姿勢が、ご希望通りの転職へと繋がった一例です。

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