Writingsコラム

成功した転職「グローバルな視点でのデザイン開発」

転職の成功事例をご紹介します。

30代前半の男性、Yさんは大学卒業後、以前から好きだった自動車のデザインを学ぼうと決意し、ヨーロッパに留学しました。

優秀な成績で現地の大学を卒業し、デザイン事務所に就職しますが、リーマンショックのあおりを受けて仕事が激減したことから、一度は帰国を検討しました。しかし、それまでに積み上げてきたものもあり、もう少しヨーロッパに留まって活躍の場を広げたいと考えました。

企業が提供する奨学金を得て大学院でデザインの研究を続け、修了制作のプレゼンテーションが評価され、いくつかの欧州自動車メーカーからオファーを受けました。しかし、ご家族の事情や日本での仕事の経験も積みたいと考え帰国を決め、デザイン事務所に所属しました。そこでは、自動車、公共交通、楽器、時計、家電など様々なデザインに取り組む機会を得ました。

幅広いデザインに携わる経験は刺激的でしたが、やはりカーデザインに主に取り組みたいとの思いがつのり、転職を検討され、当社にお問い合わせをいただきました。

ヨーロッパでも日本でも前職まではデザイン提案を行なっており、そのセンスとスキルが高く評価され、ご希望の国内自動車メーカーへの転職が実現しました。現在はエクステリアデザイナーとしてご活躍です。量産車の開発に携わることで視野が広がり、ユーザーから愛されるものづくりに主体的に取り組める業務内容に、日々やりがいを感じているそうです。

国内外問わず飛躍の可能性は自らの決断と行動次第であることを教えてくれる事例です。

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