Writingsコラム

成功した転職「国や地域、業種の垣根を越える」

転職の成功事例をご紹介します。

40代前半の女性、Gさんは高校卒業後、中国に語学留学し、帰国後は中国語を活かした輸出入業の企業で働きながら、大学を卒業しました。

その後、結婚・出産を経て再就職し、そこでも貿易実務担当として働いていましたが、知人からの誘いがあり、アパレル企業とOEM縫製工場とを取り次ぐ企業に転職しました。

同社では、大手の百貨店やアパレルブランドの要望を確認した上で見積りを提出し、スケジュール管理から納品までの一連の業務を担当しました。また、縫製工場に対しては堪能な中国語を活かし、様々な調整や依頼の内容を明確に伝え、安定した品質での納品に力を発揮しました。

国が違えば文化も考え方も違うことを理解し、双方の相手に伝わりやすくきめ細かなディレクションを心掛けたそうです。工場の効率や納品物の品質が高まり、結果的に働く人々の意欲も向上し、信頼関係を築きました。また、現地で縫製工場の新規開拓も行いました。

ご家族の介護のため退職し、一旦は仕事から離れましたが、家庭の事情が落ち着いたことから新たな活躍の場を求め、当社が取り扱っていた求人案件にお問い合わせをいただきました。

そのポジションの業務内容は、Gさんが経験してきたアパレルとは対象の異なる業種の縫製品の品質管理でした。しかし、前職までの安心安全を第一にする姿勢や丁寧なコミュニケーションによる信頼関係の構築、品質の安定化などが高く評価され、見事に内定を得ました。

誠実な仕事ぶりと相手本位のコミュニケーションは、国や地域、業種の垣根も越えて通ずることを物語る一例です。

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