Writingsコラム

転職支援サービスの価値を生み出すために(1)

今回と次回のコラムでは、転職希望者と求人企業、双方のエージェントとして当社が大事にしている姿勢について述べます。
言動に責任をもつ。このことは社会生活においても個人生活においても、信頼関係を築き維持するうえでの大前提です。何かを発言したり、行動を起こす前には、状況を判断し意思決定を行わなければなりません。

ときにはリスクを伴う決断も下さねばなりません。昨今の転職市場の動向を的確かつ迅速に捉えることは容易ではなく、移り変わりはとても早いです。そのため、転職希望者も求人企業も、転職あるいは中途採用に関する判断や意思決定を先延ばしにしても良いことはありません。適切なタイミングを逸してしまうからです。同様に、両者をサポートしている当社にとっても、求人案件のご紹介や中途採用の候補者の推薦などは可能な限り早い方が良いのです。熟考はするものの、迷っている時間は多くありません。
意思決定には簡単ではないものがあります。とりわけリスクを伴う場合は覚悟を決めて腹をくくることが必要で、重たい決断を下さねばなりません。誰かに相談したとしても最終的には自分の責任で決めねばなりませんので、その決断によって生じる将来への不安や不確実性も気になります。
また、それまでの経験や知識の蓄積がものをいう決断もあります。その場合は常日頃からの姿勢が問われます。経験則や知見をフル活用し、期限を設けて決断しなければなりません。そして、意思決定に多くの時間をかけられない場合には、決断する理由を明確にしながら、大丈夫だと信じてやり切る覚悟をもってのぞむことが肝心です。その姿勢が責任ある言動を支えます。(次回につづく)

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