Writingsコラム

成功した転職「新たな分野へのチャレンジ」

転職の成功事例をご紹介します。

20代後半の女性、Mさんは大学卒業後、展示会やイベント、広告等の企画・設営を手掛ける企業に就職しました。

同社では主に施工や設営を担当し、企画にも参加しました。デザイン業務だけでなく資材調達や進行管理も行い、短期間で完了させなければならないプロジェクトも多く、様々な経験を積みました。やりがいのある仕事だったそうですが、よりクリエイティブな分野にも携わりたいと考え転職を決意し、当社にお問い合わせをいただきました。

初回の面談の際はご希望がまだ明確ではありませんでしたが、いくつかの求人案件をご紹介し、それぞれのポジションで働く姿をイメージしてもらい感触をお尋ねしました。その質疑応答を通じ、思ってもみなかった分野のデザインに携わるポジションに興味があることが分かってきました。

それは前職の施工や設営と通じるところもある「サインデザイン」でした。交通機関や大規模な商業施設、オフィスビル等、どの施設にも必ずあり、重要な役割を果たすサインデザインに計画段階から携わるポジションでした。

前職の展示会やイベントの企画・設営では、短い場合は3日、長くても一週間程度で取り壊されるケースが大半だったそうですが、サインデザインの業務はその施設が使われる限り手掛けた仕事を目にすることができるものです。訪れる度に「これは自分が考えたデザイン」と確認できるのも醍醐味です。

当初は想定していなかった分野への転職となりましたが、Mさんは現在も楽しく仕事しているそうです。様々な求人案件の検討を通じて自身の志向性やポテンシャルに気付き、挑戦する勇気をもって決断し、可能性が広がった事例です。

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