転職の成功事例をご紹介します。

２０代後半の男性、Nさんは大学卒業後、プロダクトデザイナーとして車載機器を手掛ける企業に就職しました。

同社では、商品企画、製品設計やデザイン、量産化のフォローまでデザイナーが担当しており、機構を含むデザイン提案、生産指示、品質管理などデザイン業務以外のスキルも習得することができました。また、新しい価値を提案するための市場調査にも日々取り組んでいたそうです。

同社には多くのヒット商品があり、Nさんが開発に携わった「車内で使用する食事用トレー」もヒットしました。使用方法、安全性、利便性が支持され、他社も追随し、結果的に一つの製品カテゴリーを作り出すこととなり、大きな手応えを感じたとのことでした。

その後、もともと興味のあった玩具業界に転職し、商品企画者としてキャラクターの版権を使用した幼児向け玩具の開発に携わりました。一つの玩具で何通りも遊べるように仕組みやルールも創意工夫し、前職での設計の経験や知識を存分に活かせたそうです。

社内で組織変更があり、企画やデザインに腰を据えて取り組める状況ではなくなったことから、身に付けたスキルを新たな環境で試したいと考え、当社にお問い合わせをいただきました。

現在は、車載機器の経験を求めていた大手メーカーに転職され、持ち前のアイディアとバイタリティを発揮し、周囲の人々を巻き込んでプロジェクトをリードしています。デザイン以外の経験も積み、様々な知識を積極的に吸収してきたことが、スケールのより大きなプロジェクトに携わるポジションへの転職に繋がった事例です。