Writingsコラム

オフィスカジュアルで悩んだときは

季節を問わずカジュアル化を推進している職場もありますが、夏のカジュアルスタイルが最も印象に残る気がします。特に新入社員であるのにオフィスに通えない人は、先輩のスタイルを見習う機会がなく、苦労しているのではないでしょうか。

オフィスでどこまでカジュアル化していくかは、職種と職場環境に左右されますが、男性はネクタイはせず、ボタンダウンのシャツやポロシャツという襟付きスタイルが基本になっているようです。女性は肌を露出しすぎないならば、許容される範囲が広いものですが、やはり襟の有無がカジュアルすぎない歯止めポイントと言っていいかもしれません。襟のあるジャケットを常備しておいて、会議や来客時にプラスするという手段をとっている人もいます。

在宅勤務の場合、服装は個人の裁量に任されますが、オンライン会議は襟付きを選択している人が多いものです。無地はともかく、柄物のTシャツとなると、ラフな職種か、普段から親しい者同士のミーティングに限られるようです。

オンラインの画面は、照明やカメラの性能のせいか、表情に乏しい印象になってしまいがちです。ネイビーや黒といった暗い色は顔色が悪くなりがちです。涼しげなサックスブルーやベージュなど明るい色を着てみるのも、カジュアルのハードルが下がる暑い季節ならやりやすいでしょう。女性のメイクは眉や口紅をいつもよりはっきりさせた方が画像映えします。シーリングライトだけよりも、デスクライトをつけて照明をプラスすると、顔色もよく見えます。

裏技としては、眼鏡をかけるとフォーマル感がアップします。スクエアなフォルムの眼鏡をかけると、Tシャツでもきちんと感が出ますので、急な会議の場合のお助けアイテムとして、伊達眼鏡を用意しておくのもいいかもしれません。

オフィス勤務が必ずしも必要とされなくなった今、以前と比べ、カジュアルの定義も変化し、許容の幅も広くなってきています。が、ビジネスの場での服装は、自分のためだけではなく、相手にどう思われたいかという要素も大きくなるものです。新人ほど服装に悩むのは当たり前。仕事同様に悩んでトライして、自分のスタイルを確立していきましょう。

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