Writingsコラム

暑くなる季節、熱中症に注意!

気温と湿度が高くなる季節です。熱中症に対して用心しなければいけない時期ですが、マスク着用という条件も加わったせいで、例年にも増した注意が必要なようです。

熱中症は、暑さや湿気という環境的要因と、激しい運動などで体内に熱がこもったままで発散できないという身体的要因とで症状が出ます。水分不足や二日酔いなど体調不良の状態も発症への引き金となります。熱を発散しやすい服装や、こまめな水分補給、そして暑い場所に長時間いないことが予防となります。

感染予防のためのマスクをつけると、熱が逃げにくいということもありますが、筋肉の動きが鈍いせいで呼吸回数が減ります。また呼気による湿度のせいで、喉の渇きを感じにくいため、水分補給の機会を逃しがちです。外出を自粛し続けているせいで、水分を体内に蓄える役割を果たす筋肉量の低下が懸念されています。これに危機感を覚え、急に蒸し暑い梅雨時期に運動を行うことは、逆に熱中症を引き起こしてしまいますから、ご注意を。

筋肉量を増やす方法は、スクワットなどの筋力トレーニングに加え、原料となるタンパク質を摂取することも必要です。プロテイン飲料などもありますが、手近な牛乳を飲むのもいい方法です。本格的な夏が来る前に、ややきついと感じられる運動を15〜30分続けた後、牛乳をコップ1杯飲むことを週3〜4日行うのがオススメです。

牛乳はエネルギーを効率的に補給してくれるグリコーゲンやアミノ酸、汗をかくことで失ってしまうミネラル分を豊富に含んでいます。牛乳を運動後に摂取することで、筋肉と血液量が増え、汗をかきやすい体になってくれます。

熱中症で命を落とすこともあります。呼吸困難など、新型コロナの症状に似ていることから、緊急搬送後に医療機関が大変なことになることもあるようです。熱中症にならないよう、健康管理はしっかりしていきましょうね!

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