Writingsコラム

アウトドアグッズを日常使いに

以前よりキャンプ人気はありましたが、3密を避けるという意味でも、ますます注目が集まっているようです。キャンプ用品は耐久性に優れ、持ち運びに便利なため、防災用品としても役立ちます。普段の生活の中でも、アウトドアグッズを積極的に活用していこうという流れもありますし、デザインも素敵なものが増えてきています。様々なシーンで役立ちそうなグッズをいくつかご紹介します。

アウトドアで使うものの代表と言えるのがテント。新型コロナの影響で、庭やベランダにテントを設置して子供の遊び場とした家庭もたくさんありました。災害時に避難所での3密を避けるため、プライバシーの確保のためにテントを利用することを考えている人も多いようです。災害対策としては、避難が長期化することを考え、安眠を確保するためにも、寝袋と一緒に購入する方が賢明かもしれません。寝具としては、かたい体育館の床で眠る時の衝撃を和らげてくれる、折り畳んで小型化可能なマットレスも出ています。

停電時には光源としてランタンがあると安心します。リチウムイオン電池を内蔵し、バッテリーとしても活躍できるものもあり、値段も4,000〜6,000円程度の価格帯で買うことができるようです。充電の形式もUSBやソーラーなど、たくさんの種類があります。普段でも、部屋の電気を消してランタンの光でゆっくり音楽を聴く、なんて楽しみ方をしてもいいかもしれません。

あると便利なのが携帯用の椅子です。避難所の床に直接座るよりも、椅子に座ってる方が格段に疲れが少ないと言います。近所の公園を散歩する時、コンパクトに持ち運べる椅子を持っていき、好きな場所で寛ぐという楽しみ方もできます。500g以下という超軽量チェアもあり、折り畳み傘感覚で持ち運ぶことができます。

アウトドアの楽しみの一つ、手間暇を省いたキャンプ飯もレシピが豊富に揃っています。非日常を味わえるものから、家庭で日常的に食べてもいいようなメニューまでたくさんあります。取り入れれば、普段の調理時間の短縮になり、メニューのマンネリ化も防ぐことができそうです。小型のフライパンであるスキレットや、飯盒(はんごう)がオシャレかつ便利に進化したメスティン、コーヒー用のパーコレーターなど、生活を彩る道具として揃えてみたくなります。

毎日の暮らしの中でアウトドア用品を使いこなしていけば、「いざ」というときも安心です。楽しみながら取り入れていってみたいものですね。

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