Writingsコラム

市場や業界の「今」、そして、求められることをお知らせします。

琵琶湖を抱く滋賀県

滋賀県といえば日本最大の湖、琵琶湖をまず思い浮かべます。鈴鹿山地や伊吹山地などから、近江盆地にある琵琶湖に約450本の河川が流れ込み、瀬田川(せたがわ)として海へと流れていきます。そこから各地域で宇治川、淀川と名前を変え

三重県、全国唯一の忍者学

漫画やドラマなどで、抜群の運動神経を発揮したり、手裏剣を飛ばして戦う忍者の姿に憧れた人は案外多いかもしれません。三重には忍者をテーマにした観光名所が複数あり、忍者体験ができる施設もあります。また、三重大学では日本で唯一、

長野県の縄文時代

長野県といえば、登山が好きな方なら八ヶ岳や槍ヶ岳など数々の名山を思い浮かべるかもしれません。海に面していないものの、山や森が占める面積が8割という自然豊かな県です。名物は蕎麦や野沢菜漬け、豊かな森林資源を生かした木工品な

山口県、長州と岩国の関係性

山口県は、明治維新の影響で長州藩というイメージが強いものですが、広島寄りには錦帯橋で有名な岩国藩がありました。岩国の藩祖・吉川広家と、長州の藩祖・毛利輝元は従兄弟同士であるものの、関ヶ原の戦いから関係性が変化し、幕末まで

愛媛といえば、やはりみかん!

冬を代表する果物といえば、みかんです。手でむける皮に、甘酸っぱい味わい。普段フルーツを食べなくても、みかんだけは食べるという人も多いはず。国内有数の産地である愛媛県のみかんについて探っていきましょう。まず、愛媛県で栽培さ

鳥取県の推しは星空

47都道府県の中で、鳥取県は人口が最も少なく、2020年の国勢調査では55万3,000人ほど。人口減少は止まることなく、このままでは2050年には27%減の40万人余りとなる推計があります。しかし鳥取県は信号機や街灯が少

宮城県の芋煮は味噌味

東北の秋の名物の一つに里芋を使った芋煮料理があります。里芋を肉やネギなどで煮込んだ鍋料理は、山形県の直径6.5メートルもある巨大鍋で3万食分も作るイベントが映像映えするためか、全国ニュースで毎年報道されます。が、河原で行

パクチー生産日本一!福岡県

追加料金を払ってでも増し増しにしたい人がいる一方、匂いが苦手で大嫌いなど、パクチーは好みがはっきり分かれる香草です。が、爽快な味わいと独特の香りがするパクチーは、アジア料理に欠かせない存在。30年くらい前まではあまり見受

奈良県・そうめん誕生の地

食欲のない時に、つるりとした喉越しで、さらりと食べられるそうめん。奈良県といえば三輪そうめんで、兵庫県の播州手延べそうめん、香川県の小豆島そうめんと並んで、日本3大そうめんの一つと言われます。特に三輪は、そうめん発祥の地

栃木県・雷日本一(ただし夏に限る)

年々「梅雨らしさ」がなくなってきている日本列島ですが、梅雨明けのサインとして昔から「雷が鳴ると梅雨が明ける」とうものがあります。体感的にも7月は夕立の多い時期ですが、栃木県民は、夏の夕方には毎日雷が鳴るものだと思っている

沖縄の食を彩る豚とヤギ

沖縄には独自の食文化があり、それが魅力の一つともなっています。亜熱帯に属するため、手に入りやすい食材が本州と違い、中国文化の影響から医食同源の理念も浸透しています。琉球王国の宮廷料理は中国や薩摩藩の使者の接待として発展し

愛知県にあるお釈迦様の骨

意外なことに愛知県は、4,600という国内最多の寺院数を誇ります。家康の九男であり、尾張徳川家の藩祖である義直の代からから、ずっと浄土宗が信仰されていますが、特定の宗派の寺が群を抜いて多いというわけではありません。尾張徳

京都のゴミ事情、今昔

碁盤の目のように整然と直線道路が交差した京都の街。794年に作られた平安京の面影が道路に現れていますが、1,200年以上経った今と昔では、ずいぶん形を変えました。京都といえば色々と思い浮かぶものがありますが、今回は生活に

山形県・修験の山々

山形県の中央部には標高1,985mの月山(がっさん)がそびえたっています。その西側に寄り添うように標高1,500mの湯殿山(ゆどのさん)、やや北側の位置に標高414mの羽黒山(はぐろさん)があり、この三つの山を総じて出羽

島根県・隠岐諸島にいる神々

島根県にある出雲大社では、年に一度、全国から神様が集まり、会議を開くそうです。他にも熊野大社や八重垣神社、須佐神社など、県内にはたくさんの有名な神社があります。さらに島根半島から北へ60kmほど離れた場所にある隠岐諸島に

長崎県・島原の和ろうそく

長崎県・島原といえば、歴史の授業で習った1637年に起きた島原の乱を思い出す方も多いかと思います。現在、世界文化遺産として登録されている「長崎と天草地方の潜伏キリシタン」は、キリスト教信者たちが立てこもった城を中心とした

お江戸・東京の水道網

「すいどの水で産湯を使い、金の鯱鉾(しゃちほこ)チラチラ眺め、芝で生まれて神田で育つ」のが江戸っ子だと言われていました。すいどは水道、金の鯱鉾は江戸城の天守に輝く装飾、芝や神田のあたりは庶民が住む地域。下町に住む庶民がケ

天下の台所と言われた大阪

その昔、大阪は「天下の台所」と呼ばれていました。米をはじめとした幅広い品物の売買の中心地だったためです。大阪が経済活動の中心となった経緯を探ってみましょう。まずは、大阪か大坂かの問題を。江戸時代中期ごろまで、大阪は「大坂

鹿児島を象徴する存在、桜島

鹿児島といえば桜島。鹿児島市内のどこからでも眺めることができ、市街地からフェリーを使えば15分で行ける近距離にあります。噴煙を上げ続け、時に石を噴出させる桜島は、世界有数の活火山。どんな成り立ちでできたのか、簡単に解説し

北海道・先住民族アイヌの文化

2020年7月北海道の白老(しらおい)町にアイヌ民族の文化を伝える「ウポポイ(民族共生象徴空間)」がオープンしました。関心は高いものの、コロナ禍の中で入場者数が伸び悩んでいましたが、3年経った今夏から、ようやく軌道に乗り

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