Writingsコラム

市場や業界の「今」、そして、求められることをお知らせします。

ESGという未来志向の姿勢

近年、企業方針や決算報告、投資分野でよく目にするようになったのが、ESGという言葉です。環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字で、2004年国連から投資先を選ぶ際に

デューデリジェンス、用法の違い

言葉は時代によって意味合いが変化したり、意味が加わったりするものです。ビジネス用語にも同じ現象が起こります。今回はデューデリジェンス(Due diligence)に関して再確認してみましょう。デューデリジェンスは企業買収

スーツの個性は細部に宿る

ビジネスの場でもカジュアルな服が浸透してきましたが、男女問わず、やはりスーツは制服とでもいうべき位置にあります。人に会う機会が増えた今、慣れ親しんできたスーツスタイルを振り返ってみましょう。スーツの原点は16世紀の農民の

リフレーミングで視点を変えてみる

物事がうまくいかない時、「もうダメだ」という気分に支配されて、一歩も動けないことがあります。そんな気持ちを切り替えるための手段として、リフレーミングという考え方をしてみてはいかがでしょうか。リフレーミングとは、物事の仕組

認証制度Bコープを知ろう

環境負荷を減らす認証制度にはISO14001や、建築や都市の環境システムを評価するLEEDなどがありますが、Bコープはご存知でしょうか。日本ではまだ認知度も取得企業も少ないですが、ここ5年で欧米では急速に知られることにな

生き方を考える学び場フォルケホイスコーレ

年が改まり、今年の目標について考えることがあったでしょうか。年始だからといって必ず目標を作る必要はありませんが、目標を通して自分自身を見直すことも時には必要なのかもしれません。そうした場合に役に立つかもしれない、デンマー

ストレスコーピングで気持ちを軽く

仕事の企画や進行、成果。職場やプライベートで起こる人間関係等々。生きていく上で、多かれ少なかれストレスを感じざるを得ません。そんなストレスに対し、重圧を感じ過ぎることなく、上手に対処していけるようになるストレスコーピング

アンラーニングで知識の入れ替えを

疫病、災害、紛争……予想もしなかったことが起こり、従来の常識が覆されています。物事のスピードがますます速くなり、確実性以上に対応力を試されることが多くなりました。そんな現代社会では、不要な知識にこだわることなく、潔く捨て

ノーマライゼーションという考え方

段差や心理的垣根をなくすバリアフリー、誰もが使いやすいユニバーサルデザインなど、障害者や高齢者が生活しやすい環境を整えることは、社会においての重要な課題です。それらの根底にあるのは、ノーマライゼーションという考え方なので

想像してたのと違う…リアリティショック

映画やドラマ、ゲームの世界などであれば、自分の予測を裏切られることは、楽しみの範囲に収まるかもしれません。けれども仕事や家庭など、現実世界で予想していたことと違う世界を見せつけられると、大きなショックを受けることでしょう

判断するときは、認知バイアスを意識して

ふと過去を振り返ると、「なんとなく」で決めてしまい、合理的な判断をしていなかったことはありませんか? その原因は、認知バイアスという「思い込み」によるものなのかもしれません。認知バイアスとは一体どういうものなのか、興味深

心の障壁を取り除くアファメーション

アファメーションという言葉はよく見かけるので、なんとなくイメージは湧いているかと思います。幸せを引き寄せる手段ということで、実践している姿をSNSで発信する人も多いようです。具体的にはどうすればよいのかをご紹介します。ア

まずは主観で語ってみるナラティブアプローチ

上司と部下、部署間などの関係がギクシャクすることもあるかと思います。年代や専門性の違いなど、対立の原因を探り、解決へと導く手段として、ナラティブアプローチがあります。どのような方法なのか、概略を解説していきます。ナラティ

過程を見せるプロセスエコノミー

従来、商品は出来上がったものを売るということだけで成り立っていました。これをアウトプットエコノミーとし、製造されるまでの過程を公開して収益を得ることはプロセスエコノミーと名付けられています。技術の進化により、完成品の品質

ざわつく心を鎮めるグランディング

寒さも緩み、草木の芽生える季節となりました。春は物事が切り替わる季節でもあります。気分を切り替える手段として、この季節にぴったりなグラウンディングをご紹介しましょう。グラウンディングは、本来的には物事の基礎、その地に留ま

グループシンク(集団思考)を防ごう

意思決定を行う会議の席で、明らかに間違った方向に向かっていき、誰も止めることができないという現象が起こることがあります。それはグループシンク(group think)と呼ばれ、集団思考と訳されています。愚かな決定を下して

公開情報を読み取る手法、OSINT(オシント)

OSINT(オシント)という言葉をご存知でしょうか。これはopen-source intelligenceの略語で、一般に公開されている情報を読み解く手法のことです。インテリジェンスは、知能、知性、機密情報、情報活動とい

改めて、利他の心を考える

著名な経営者が「利他の心」を経営の指針としていることから、「利他」という言葉はよく目にしているのではないでしょうか。利他とは、自分よりも他人の利益を考えて行動すること。心新たになるこの時期、改めて利他について考えてみまし

好奇心、不足していませんか?

やる気が起きず、なんとなくSNSをのぞいたり動画を見ていたりしている。読もうと思っていた記事や本は、その気になれずにほったらかし。仕事に必要な知識だから勉強しようと思ってはいても、なかなかはかどらない等々、最近、同じよう

相手を理解する力、共感力

普段、なんとなく使っている「共感力」という言葉。「共感」は、辞書的には相手の気持ちに寄り添うことですが、心理学の分野では、情動的共感と認知的共感の2種類があるとされています。情動的共感は、他人の気持ちを自分のものであるよ

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