Writingsコラム
市場や業界の「今」、そして、求められることをお知らせします。


徳島、鳴門(なると)の渦潮(うずしお)
瀬戸内海、徳島県鳴門市と淡路島の間にある鳴門海峡には、有名な自然現象があります。海水がぐるぐると渦を巻いている「鳴門の渦潮」。観光船で間近に見ることもできますが、上にかかる大鳴門橋からの遊歩道からも見下ろすことができます...

世界中の砂浜が危ない!?
気候変動によって海面水位が上昇し、砂浜が消えるという話は聞いたことがあると思います。が、今、それ以上に砂浜を削っているのは、砂の過剰採取です。東南アジアの島々の砂がドバイや中国などに運ばれ、海岸線が破壊されてきており、ひ...


用語としてのリテラシー解説
最近よく目にする言葉、リテラシー。単独で使用されていることはあまりなく、ITリテラシー、メディアリテラシー、金融リテラシーなど、組み合わせて使われています。しかし組み合わせによってはリテラシーの意味合いが違っている気がし...

山梨県人にとっての無尽(むじん)
山梨県人が必ずと言っていいほど所属している組織があります。それは無尽(むじん)。費用を積み立て、月に1回くらいの頻度で集まって飲食を共にする催しです。食事代以外にお金を積み立て、資金を融通し合うという役割もあります。全国...

くじ引きが民主主義の機能不全を救う?
ずいぶん前から、若者層を中心に政治的無関心が広がり、それに伴う投票率の低下で、民主主義の機能不全が懸念されていました。期待が持てないから投票に行かないという現象は、日本だけではなく、他国でも同じく起こっています。そこで、...

木材不足でウッドショック
1973年、中東産油国の原油価格が70%も引き上げられた影響で、石油価格のみならず、物価が軒並み上がったことを「オイルショック」と言います。今、木材分野で似たようなことが起きており、「ウッドショック」と呼ばれているのをご...


無意識の差別マイクロ・アグレッションに気づく
保育士は女性であることが「普通」だと思っていたり、名医は男性だと思い込んでいため、「男性なんですね」「女性なんだ」などという発言をしてしまう。また「日本人なのに英語が上手ですね」など言われて違和感を覚えた……等々。これら...

急須(きゅうす)と土管、愛知の常滑焼
愛知県は良質な陶土が取れるため、昔から陶器作りが盛んに行われていました。陶磁器の代名詞「せともの」の由来となった瀬戸焼、急須で有名な常滑焼、名古屋市周辺で生産される洋食器やファインセラミック、高浜市周辺の三州瓦など、焼き...

サブスク型住居あれこれ
音楽や動画をはじめ、服や電化製品など、サブスクリプション・サービスは多岐に渡っていますが、住居も例外ではありません。定額制で好きな場所に滞在できるサブスク型住居は、あちこちの場所を訪れたい旅好きに限らず、通勤通学のために...


しなやかに立ち直る力、レジリエンス
予想を上回る変化が起こりうる現代社会では、従来尊ばれてきたような不屈の精神や揺るぎない強さだけでは対応しにくいことがわかってきました。強風に逆らって折れてしまうことよりも、風を受け流し、傷ついてもしなやかに回復する力「レ...


経済回復の主軸グリーンリカバリー
新型コロナウィルスの流行で世界的に停滞することになった経済。この立て直しのために、脱炭素など環境問題を一緒に解決しようという取り組みをグリーンリカバリーと言います。環境問題に最も敏感なヨーロッパが推進するのは、気候変動対...


マインドマップで思考を整理
「考えがまとまらない!」と、悩んだときはマインドマップを書いてみてはいかがでしょうか。思考を整理する方法の一つで、脳の活性化や記憶力強化につながると言われています。新しい発想も出やすくなるというマインドマップについて、概...

温泉県・大分の地熱エネルギー利用
国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の7番目に「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」という項目があります。脱炭素社会に向けて、自然エネルギーの割合を高めていかなければならない今、日本国内での自然エネルギーの供...

未来への資料を残すアーキビスト
国や自治体が作成した文書を、保管、保存して後世に伝えるのがアーキビスト。保管や保存することをアーカイブと言いますので、その役割を担う人のことになります。公文書館などで働く専門知識を有する職員で、調査研究を行い、研究者や報...