Writingsコラム

市場や業界の「今」、そして、求められることをお知らせします。

ワーク・シフトの可能性(1)

「働き方を変えていかないと生き残れない」。以前のコラムでも取り上げたように、企業でも個人レベルでも働き方改革が必要であるという論調を目にすることが増えています。その背景には、労働人口の減少、国際競争の激化、ITやAIの導...

働き方の現状(2)

かつての働き方のモデルであった「正社員、終身雇用、年功序列」は当たり前ではなくなりました。正社員であっても非正規社員であっても、どんな雇用形態であれ、与えられた仕事を受け身の姿勢でこなしていては今後のキャリア形成は難しく...

働き方の現状(1)

「働き方改革」という言葉をよく目にするようになりました。個々の企業の取り組みだけでなく、国の政策や税制面からも、少子高齢化に伴う労働力不足を解消し、国際的に低いと言われている労働生産性の改善を後押ししなければならないとい...

基礎と応用(3)

しっかりとした基礎力があると、異なる分野や新しい方法にも尻込みせずに応用的に対応することができます。基礎力が本物であれば、産業の構造やプロセスが変わっても新たに求められる仕事に応じられるでしょう。また、誰もまだ取り組んで...

基礎と応用(2)

ビジネスの現場では、集積したデータに基づく意思決定が求められる場面が増えており、ビッグデータを活用したデータ・アナリティクスの重要性が言われるようになって久しいです。一方、その専門家であるデータサイエンティストは数万人単...

基礎と応用(1)

何事においても基礎が大切というのは、よく言われていることです。勉強でもスポーツでも、子どもの時分から基礎的な素養や技能を身につけなければ伸びないということは常識とされています。今回は、大人になってからの社会生活における基...

未来志向の姿勢(2)

中途採用では即戦力として能力を発揮することが期待されており、可能な限り早く成果を上げることが求められます。転職活動中や入社直後は、転職希望者も求人企業も双方ともに期待と不安とを併せ持っている状態ですが、入社後、ある一定の...

未来志向の姿勢(1)

転職市場では経験と能力が問われます。前職までに何をしてきたのか、それまでの思考と行動の結果である実績が、転職希望者の市場価値になります。また、前職の会社名や役職、肩書き等が判断材料となり、転職が決まるケースも少なくありま...

忘れられない一言(2)

「今日という日は、二度と来ないんですよ」。この熱い言葉は、以前通っていた美容院の美容師さんがおっしゃっていたものです。その方は美容院の経営に大変熱心で、また、本格的な釣りを趣味とされるなど色々なことに興味をもたれ、とても...

忘れられない一言(1)

お世話になった方がおっしゃった一言が忘れられない。そういう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。そのようなポジティブな一言はふとしたときに頭をよぎるもので、その都度反芻することで自己暗示のような効果をもち、ジワッと力を...

本当の謙虚さについて(2)

個人生活でも社会生活でも、謙虚な人は円滑にコミュニケーションをはかることができ、言動の軸がぶれず一貫しているため信用されます。それは転職活動においても同様です。自分自身に対しても求人企業に対しても現実的な認識を持てるので...

本当の謙虚さについて(1)

これまでにお会いした非常に優秀な転職希望者には、ある共通した特徴がありました。転職市場で求められている経験や能力を有していることは大前提ですが、物事の捉え方が柔軟でとても謙虚なのです。「謙虚であるべき」というのは普遍的な...

すべての経験が糧になる

一見すると無駄なように見え、そんなことをしても評価には繋がらないのではないかということをコツコツと熱心に続け、長いスパンで結果を出す人がいます。実際、そのような人は、誰もがやりたくないと思うことを積極的に引き受けていると...

社会生活で求められる適応能力(2)

変化によって環境が良くなったと感じるか、悪くなったと感じるか、それは人それぞれです。一概には言えませんが、変化への向き合い方には傾向があります。例えば、前者は変化を前向きに捉え、新しい環境に適応するための苦労も糧にできる...

社会生活で求められる適応能力(1)

自然科学者のチャールズ・ダーウィンが『種の起源』に採り入れた「適者生存(最適者生存)」という概念があります。その概念をもじった「強い者が生き延びたのではなく、変化に適応したものが生き延びたのだ」という言葉を時々耳にします...

報われる努力の仕方

頑張っているのに成果が出ない、評価されない。そんな風に悶々としてしまうことは誰にでもあります。とりわけ、20~30代の頃にそういった経験をすることは多いかもしれません。もし「なぜ自分は評価されないのか、こんなに頑張ってい...

的確に価値を伝えるには(2)

製品をリニューアルするプロジェクトなどで、デザインをはじめ全面的にアップデートを行う場合には、デザイナー自身も、そしてプロジェクトチームも、企画に関わる全員が新しいデザインや新たに加わる価値について論理的に理解できていな...

的確に価値を伝えるには(1)

転職のご相談に応じていると、しばしば勉強熱心な方がいらっしゃいます。しかし中には、多くの知識を取り入れても、それを仕事に活かせていないという方もいるようです。何らかの方法論や分析手法、新たな表現方法等を学んでも、それを自...

デザイン・シンキングのエッセンス

米IDEOの成功によってよく知られるようになった「デザイン・シンキング」は、優れたデザイナーに特有の感性や発想をビジネス上の問題解決に活用するための方法論です。具体的には、観察やインタビュー等を通じ、ユーザーの感覚や動作...

コンテンツの取捨選択(2)

情報過多な現代、GoogleやYahoo!など定番の検索エンジンをはじめ、コンテンツの取捨選択をサポートするサイトやアプリはいくつもありますが、それらを自分向けにカスタマイズして整理したとしても、コンテンツはまだまだ多過...

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