Writingsコラム
市場や業界の「今」、そして、求められることをお知らせします。

的確に価値を伝えるには(2)
製品をリニューアルするプロジェクトなどで、デザインをはじめ全面的にアップデートを行う場合には、デザイナー自身も、そしてプロジェクトチームも、企画に関わる全員が新しいデザインや新たに加わる価値について論理的に理解できていな...

的確に価値を伝えるには(1)
転職のご相談に応じていると、しばしば勉強熱心な方がいらっしゃいます。しかし中には、多くの知識を取り入れても、それを仕事に活かせていないという方もいるようです。何らかの方法論や分析手法、新たな表現方法等を学んでも、それを自...

デザイン・シンキングのエッセンス
米IDEOの成功によってよく知られるようになった「デザイン・シンキング」は、優れたデザイナーに特有の感性や発想をビジネス上の問題解決に活用するための方法論です。具体的には、観察やインタビュー等を通じ、ユーザーの感覚や動作...

コンテンツの取捨選択(2)
情報過多な現代、GoogleやYahoo!など定番の検索エンジンをはじめ、コンテンツの取捨選択をサポートするサイトやアプリはいくつもありますが、それらを自分向けにカスタマイズして整理したとしても、コンテンツはまだまだ多過...

コンテンツの取捨選択(1)
もはや情報過多社会と呼べるほど、世の中にはありとあらゆるコンテンツがあふれ返っています。テキスト、音声、画像や動画、ゲームと枚挙にいとまがありません。これはコンテンツを供給する側が消費者の24時間を奪い合い、過当競争を繰...

現状維持バイアスと権利意識(2)
「変わりたくない」という現状維持バイアスの心理以上にやっかいなのは、「もっと楽をして多くを得たい」という権利意識です。なぜなら、その利益追求の行動は他者の迷惑になることがあるからです。もっと楽をしたいという気持ちがあると...

現状維持バイアスと権利意識(1)
既に手に入れているものや、これから容易に手に入りそうなもの。転職の決断とは、そのような既得権を捨てる覚悟を伴う意思決定です。どんな理由であれ勤めている会社を辞めるのですから、一時的に社会的な立場を失い、収入が途絶えること...

転職エージェンシーの存在意義(2)
当初は「転職にあまり自信がない」といった発言をしていた方にも、質疑応答を通じて「これだけの経験と能力をお持ちなら、この案件に合致しそう」と判断した場合は、その求人案件をご紹介することがあります。その際は、なぜお勧めするの...

転職エージェンシーの存在意義(1)
日々、転職を希望されている方とお会いしておりますが、転職希望者の中には、当初は転職エージェンシーにサポートを依頼するのをためらっていたとおっしゃる方が少なからずいらっしゃいます。そもそも転職が初めてなので漠然とした不安を...

良くない習慣に打ち勝つには(2)
不祥事の原因が悪しき習慣と関連している場合、経営的には、部署間の風通しを良くするために社員の意識を正しく方向付け、外部の視点で社内制度を精査する、といったことが急務でしょう。ともかく、うみを出し切るために自浄作用を発揮す...

良くない習慣に打ち勝つには(1)
社内で長年当たり前の仕事だと思って続けていたことが、世間一般の感覚や常識からずれていき、やがてそれが明るみになって社会的に非難を受けたり、挙げ句の果てには法を犯してしまって逮捕者が出る、といった事件が度々起きます。その実...

企業文化と外部の視点
以前のコラムで仕事を楽しくするための習慣付けや物事の捉え方について述べましたが、今回も習慣について少し掘り下げて考えてみます。「企業文化」という言葉があります。ある企業がもつ独特の価値体系や行動規範を指す経営学の用語です...

ブランディングの請負人に必要な姿勢(2)
企業のブランディングを行う際には、製品やサービス単位のブランディングとは異なる視点が必要です。ブランディングを担う部署や担当者は、全社的な視点をもって自社が目指すべき姿を検討し、それを社内外に浸透させるべく施策を進める必...

ブランディングの請負人に必要な姿勢(1)
ブランディングの重要性が唱えられるようになって久しいです。また、日本企業はブランディングが苦手だということもよく耳にします。企業そのもののブランディングは、二つに大別できます。一つ目は、既に確立しているブランドをより高め...


仕事が楽しくなる習慣
企業にとって春は新入社員が入社し、人事移動があったりと、働く場や顔ぶれが変わってフレッシュな雰囲気が感じられる時期です。一方、五月病という言葉があるように、新入社員の方々にとっては慣れない社会生活の疲れが心身ともに出てく...


機械が仕事を奪う?!(2)
いまここにある状況を前提とすると、人工知能(AI)によって自分が従事している仕事が奪われる、機械にとって代わられるんじゃないかという危機感をもつのは自然なことです。しかし、人も仕事も変わります。また、テクノロジーは常に進...

機械が仕事を奪う?!(1)
囲碁のトップ棋士がグーグルの開発した人工知能(AI)に破れたことが大きなニュースとなりました。近年、第3次のロボットブームの到来だとか、人工知能の発達が目覚ましいといったことを耳にします。それとあわせて、人工知能の水準が...

変わりゆく消費スタイル
本コラムでは度々取り上げているテーマですが、消費者のニーズというものは日々変化しています。かつて売れていた商品がパタッと売れなくなったり、その逆があったり。また、時代遅れと思われていたものが復活し、ひそかなブームとなって...