Writingsコラム
市場や業界の「今」、そして、求められることをお知らせします。
木材不足でウッドショック
1973年、中東産油国の原油価格が70%も引き上げられた影響で、石油価格のみならず、物価が軒並み上がったことを「オイルショック」と言います。今、木材分野で似たようなことが起きており、「ウッドショック」と呼ばれているのをご
サブスク型住居あれこれ
音楽や動画をはじめ、服や電化製品など、サブスクリプション・サービスは多岐に渡っていますが、住居も例外ではありません。定額制で好きな場所に滞在できるサブスク型住居は、あちこちの場所を訪れたい旅好きに限らず、通勤通学のために
経済回復の主軸グリーンリカバリー
新型コロナウィルスの流行で世界的に停滞することになった経済。この立て直しのために、脱炭素など環境問題を一緒に解決しようという取り組みをグリーンリカバリーと言います。環境問題に最も敏感なヨーロッパが推進するのは、気候変動対
未来への資料を残すアーキビスト
国や自治体が作成した文書を、保管、保存して後世に伝えるのがアーキビスト。保管や保存することをアーカイブと言いますので、その役割を担う人のことになります。公文書館などで働く専門知識を有する職員で、調査研究を行い、研究者や報
進化が加速しているスポーツテック
スポーツにテクノロジーを活用する「スポーツテック」。日々進化するテクノロジーが、スポーツ産業の発展を推し進めています。分野は拡大し、ニーズに合わせて細分化されていますが、基本的にスポーツを「観る」、選手をサポートする「支
盲導犬について知ってみよう
街中で時折見かける盲導犬。目の見えない方を誘導していく姿は立派だなと感心してしまいます。ですが、飲食店への入店を拒否されたり、目の見えない人へのサポートを担うために「仕事させられる盲導犬ってかわいそう」と一方的に思い込ま
生産地で異なるカカオをじっくり味わう
冬はチョコレートを目にする機会が増えます。最近の潮流として、カカオ豆の産地の違いを楽しむビーントゥバーという分野があります。カカオ豆の選定から焙煎、製造まで一貫して行われ、板チョコ状で販売されています。コーヒーのように豆
猫と添い遂げる社会へ
新型コロナの影響で在宅時間が増えたため、猫を飼いたいという要望が増えています。現在のペット需要では、毎日の散歩が必要な犬よりも、猫の人気が高いようです。しかし「飼いきれない」「イメージと違った」「アレルギーを発症した」な
メンズコスメ、じわじわと浸透中
数年前から性別の差を意識しない「ジェンダーレス男子」が注目されています。女性だけのものとされていたファッションやメイクの分野に、男性も参加し、好みのスタイルを選択していくという考え方は、特に若い男性層に受け入れられてきて
フードテックで食の未来が変わる
フードテック(Food Tech)とは、食糧の生産から加工、流通、消費に至る一連の流れをIT技術で見直し、改革していくことです。今までに、金融や教育、建設など、各業界が最新テクノロジーで変革されてきましたが、「食」の分野
アウトドアグッズを日常使いに
以前よりキャンプ人気はありましたが、3密を避けるという意味でも、ますます注目が集まっているようです。キャンプ用品は耐久性に優れ、持ち運びに便利なため、防災用品としても役立ちます。普段の生活の中でも、アウトドアグッズを積極
これからのトイレの話
よく言われることですが、諸外国に比べて日本のトイレは総じてレベルが高いようです。清潔さ、節水機能、使用中に水音を流す機能、自動で蓋の開閉や洗浄をしてくれる、トイレットペーパーを一緒に流すことができるなど、たくさん挙げられ
カレーの軸は4種類のスパイス
スパイスの他に肉エキスや油脂を混ぜた市販のルーを使ったカレーは、日本の家庭料理の定番メニューですが、最近はルーを使わず、スパイスだけでカレーを作る人も増えてきています。一方、スパイスをたくさん使わなければカレーを作れない
日本の転換期と百貨店
小売業の象徴として、百貨店はいつも注目の的です。今後の情勢を推し量る意味でも、百貨店業界は注目されていますが、そもそも百貨店という販売形式は、呉服店の営業不振から脱却しようと、大幅な業態転換を図ったことから始まっていまし
非常食の範囲をゆるめてみよう
日本は自然災害の多い国です。大きな地震や台風などが起こるたび、非常時の備えを見直してきたせいか、最近の非常食はとても進化しています。日本の食生活に寄り添った、今の非常食事情をちょっとのぞいてみましょう。災害時に対して、イ
専門性の高い清掃の世界
世界的にみて、日本は清潔だと言われていますが、清掃の仕事がきっちりと行われているから成り立つこと。しかし駅、列車、オフィス、ホテル、商業施設、工場、病院や介護施設など、必要とされている技能は場所によって違ってきます。有名
なぜ脱プラスチックか
レジ袋の有料化が2020年7月からスタートするのを前に、多くの大手小売業では前倒して4月から始まっています。地球規模での資源削減や、深刻化を増す海洋汚染問題等、プラスチックからの脱却は、いずれにしても誰もが取り組まなけれ
ジョンズ・ホプキンズ大学とは?
新型コロナウィルス対策を行っている専門家の経歴の中で、頻繁に目にする大学名がアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学。なんでも医学部は全米屈指の難関校で、大学病院は常に全米ベスト・ホスピタル(※)の上位にランクイン。いったいど